地球の未来のため、
《自然環境の保全》が謳われる現代。
近年では様々な場所で、
”サステナブル”という言葉を聞く機会が増えました。
サステナブル(Sustainable)とは、
「持続可能」という意味であり、
その後に続く
「開発(Development)」という言葉も含まれています。
《持続可能な形で資源を利用し、自然と共存しながら暮らしていく》
多くの環境資源を利用して生活をしている人類にとって、
とても重要な課題です。
そんな《サステナブルな生活様式》を発信する場所として、
2021年7月、
岡山・蒜山高原に《蒜山グリーナブル》がオープンしました。
場所は、蒜山高原センターのすぐ向かい。
木の温かみを感じられるパビリオンや、
自然素材を活かした商品が売られるショップなど、
環境に優しい生活を体感できる注目のスポットです。
今回はそんな《グリーナブル蒜山》をご紹介します。
東京から蒜山に里帰り《木造パビリオン・風の葉》
蒜山グリーンナブルに到着してまず目にするのが、
建築家・隈研吾氏が手がける
木造の巨大なパビリオン《風の葉》。
真庭産の木材を使用して作られたこの建築物は、
2019年、東京都・晴海に1年間展示していたものが、
真庭市に”里帰り移設”されたそうです。
建築物が都市と地域を繋ぐ「地方創生」や、
解体可能な素材を使うことで
離れた場所への移設が可能な「再利用性」など
《サスティナブル》を表した取り組みです。
半屋外型のパビリオンの中に入ると、
木の温もりや風の通り抜ける感覚が身体を包み
ほっと力が抜けていきます。
環境に優しいファッションやグッズショップ
敷地内にあるビジターショップでは、
《サステナブル》の考えに共感した
様々な企業とのコラボ商品が販売されています。
「フードロスの軽減」
「過剰包装の軽減」
「衣服の大量廃棄の改善」など、
商品を通して、私たちにもできる取り組みがあることを教えてくれています。
「LE LION(ル リオン)」
岡山県の米農家出身の五賀晶子さん (kome.yaammyrice)が、
フードロスのために立ち上げたブランド。
・岡山産の玄米を100パーセント使用した「玄米カイロ」
・廃棄されるコスメを再利用した「アロマキャンドル」
公式サイトはこちら。
「石田制帽」の天然素材の麦わら帽子
岡山県・笠岡市に工場を構える制帽ブランド。
明治30年から、職人が丁寧につくり上げる麦わら帽子。
天然素材の気持ち良さが感じられます。
・ストローハット
過去の紹介記事はこちら・・
ビジターショップでは他に、
野菜を染料として使用したファッショングッズや、
廃棄のユーズドTシャツをリメイクしたアイテムなど、
ファッショナブルで環境に優しい商品が用意されています。
蒜山高原を自転車で爽快に走ろう
ロードバイクのレンタル施設も併設
アメリカの自転車ブランド、
「TREC」のロードバイクをレンタルできる施設も併設されています。
蒜山高原のサイクリングコースを自転車で走ったことがある方は
意外と少ないのではないでしょうか。
自転車でしか味わえない爽快感や、
身体いっぱいで感じる蒜山の自然など、
新たな楽しみ方ができるはず。
とてもおすすめです。
いかがだったでしょうか。
これからの時代の生き方を考えるきっかけになる、
先進的で優しいスポットです。
ぜひ一度訪れてみてくださいね(^^)
店舗詳細
〈 蒜山グリーナブル 〉
場所:岡山県真庭市蒜山上福田1205-220 岡山県真庭市蒜山高原内
営業時間:9:00-17:00(入館は16:45まで)
休業日:水曜日
駐車場:蒜山高原センター駐車場を利用
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